確定申告で税金が戻ってくるって、ご存じですか。

医療費がたくさんかかった場合

風邪をひいたり、体調不良で入院したり、なにかとお金がかかるのが医療費です。今年は、けっこうよく医者の世話になったなあ、という年は、確定申告で医療費控除の申請をすれば、多少税金が戻ってきます。目安は、1年間の家族全員の医療費支出が10万円以上の場合です。なお、民間の医療保険や国民健康保険などから、給付金を受け取った場合は、その金額を医療費から差し引かなくてはいけません。確定申告の際に、医療費の領収書が必要になりますので、捨てずにとっておきましょう。

寄付したお金は、戻ってくることもある

たとえば、ユニセフなどの慈善団体に寄附をした場合や、特定の政治献金をした場合などは、金額によっては寄附金控除がうけられます。この場合も、確定申告の際、寄附金の受領証や政治献金であれば、「寄附金(税額)控除のための書類」が必要になります。また、最近では「ふるさと納税」が人気を集めていますが、所得が給与所得のみのサラリーマンの場合、ふるさと納税先が5団体以内なら、ふるさと納税先団体に申告することで、確定申告が不要で寄附金税額控除がうけられます。

災害や盗難、横領などの被害にあった場合

あまり考えたくない話ですが、例えば空き巣被害で金品が盗まれたときや、地震や洪水などの自然災害にあった場合、被害金額によっては、税金が戻ってきます。この場合も、損害額から保険金などで補填される金額を差し引いて計算しますが、大きな災害などにあった場合のことを考えれば、覚えておくと心強いと思います。災害により、住宅や家財の2分の1以上の損害をうけた場合は、災害減免法による税金の減免を選ぶこともできます。

確定申告とは自営業者、個人事業主には欠かせない年度末の大仕事ですが、源泉で引かれた分、結構返ってきます。